リップルは送金のプロフェッショナル
世界中にはビットコインやアルトコインなど多種多様な仮想通貨が市場に出回っています。
もしかしたら、今この瞬間も新しい仮想通貨が市場に誕生しているかも知れません。
数ある仮想通貨の中でも2004年頃に提唱され、2012年に実稼働を始めたのがリップルです。
リップルの特徴を一言で表すとすれば
送金特化型仮想通貨
です。
なぜかと言うとリップルの送金スピードがかなり速く、送金手数料がかなり安いからです。
今回はそんな特徴を持つリップルの魅力についてご紹介していきます!
リップルとは?ブロックチェーンを使わない承認システム

仮想通貨と言えば、ブロックチェーン上で取引の承認を行うものという認識が強いかも知れませんが、リップルはブロックチェーンのシステムは使っていません。
もっと正確に言えば、ブロックチェーン技術を土台としたシステムであるXRP Ledger(レジャー)を使用しています。
このXRP Ledgerのお陰で、リップルは送金のプロフェッショナルになることができました。
XRP LedgerではProof of Consensus(プルーフ・オブ・コンセンサス)という承認方式を採用しています。
ちなみにビットコインのブロックチェーンではProof of Work(プルーフ・オブ・ワーク)が採用されていて、電気の消費量や承認時間の遅さが問題となっていましたが、その問題点を解決したのが、Proof of Consensusです。
Proof of Consensusでは”承認者”と呼ばれる役割の人たちが”有効”だと認めた取引のみ台帳に記録していきます。
特にXRP Ledgerでは80%以上の承認を得ることができれば、その取引が台帳に記録されます。
この仕組みのお陰でリップルの決済は約4秒で終わり、消費電力を抑えることができ、毎秒1500件の取引を処理することが出来るようになりました。
(ビットコインは毎秒3~6件の取引を処理できる)
リップルの高速送金や手数料の安さが実現できる裏側にはこういったシステムがあるからなんです。
仮想通貨リップルの利用目的とは?

リップルは海外送金のために作られた仮想通貨です。
銀行から海外に送金しようとすると、数千円の手数料が必要だったり送金相手にお金が届くまでに数日かかる場合があります。
しかし、リップルであれば4秒で決済が終わるので高速な送金をすることが出来て、しかも安い手数料での送金が可能です。
それゆえに、リップルを使えば
24時間リアルタイム海外送金
可能になります。
リップルに注目している世界の組織とは?

このような特徴があるので、日本はもちろん世界中の銀行や企業がリップルに注目しています。
日本国内で言えば、三菱東京UFJ銀行やSBIホールディングス・みすほフィナンシャルグループがリップルを使った事業戦略を進めています。
また、Googleがリップルに出資したりと、リップルは 今後の成長にかなり期待できる仮想通貨です。
リップルの特徴についてちょっとでも知って頂けたでしょうか?
リップルが世界中で本格的に実用化される日も、そう遠くないかも知れません。
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