読むだけで取引所と販売所の違いが理解できる!
この記事では仮想通貨の取引所と販売所の違いをステップを踏んでわかりやすく解説していきます!
- 専門用語の解説
- 表を用いての比較
- 取引所と販売所のメリットとデメリット
まずは、解説に必要な専門用語を簡単に解説して、そのあと表を使って取引所と販売所の違いを比較していきます。
そして最後に取引所と販売所のメリット・デメリットについて解説していきます。
取引所と販売所の違いを理解するために必要な用語解説

まずは、次の取引所と販売所を表で比較する際に理解が必要になってくる用語を解説していきます。
- スプレッド
仮想通貨の取引で相場に提示される「買値」と「売値」の差
スプレッドが大きいほど取引コストが高くなり、スプレッドが小さいほど有利になる - 指値(さしね)注文
仮想通貨を売買したい価格と数量を指定して注文する方法
指値注文では指定した価格にならないと注文は成立しない
⇒今すぐ仮想通貨を売買したいときには向かない - 成行(なりゆき)注文
仮想通貨を売買したい数量だけを指定して価格は指定せずに注文する方法
指値注文と比較すると注文がすぐに成立する
予想以上に安い価格で売れたり、高い価格で買ったりする可能性がある
このくらいの用語がわかっておけば大丈夫だと思います!
それでは次に、取引所と販売所の違いを表を使って見ていきましょう!
取引所と販売所の違いを表で比較してみる

取引所と販売所では次のような違いがあります。
取引所 | 販売所 | |
取引相手 | ユーザー同士の取引 | 取引所との取引 |
取引できる数量 | 注文が出ている数量 | 上限なし(取引所によってはあり) |
取引価格 | 販売所よりも安く買えて、高く売れる | 取引所よりも買う時は高く、売るときは安い |
注文方法 | 成行注文と指値注文 | 成行注文 |
スプレッド | 買値と売値の差が小さい | 買値と売値の差が大きい |
1回の取引上限 | 無制限の場合が多い | 上限がある場合が多い |
1日の取引上限 | 無制限の場合が多い | 上限がある場合が多い |
取引所ではどこかの誰か(ユーザー)と取引をすることになりますが、販売所で個人間の取引ではなく取引所との取引になります。
取引所は株式投資の経験がある人であれば、証券取引所のような場所と理解して頂ければ大丈夫です。
そういった株式投資なども未経験という場合は、ネットオークションのような感じと思って頂ければ大丈夫だと思います。
取引所と販売所の違いによるメリット・デメリットとは?

取引所のメリット
- 取引したい価格を自分で指定する指値注文が出来る
- 販売所よりも高く売れて安く買える場合が多い
取引所のデメリット
- 指値注文をした場合、指定した価格にならないと取引できないため、すぐに買ったり売ったりしたい人には向かない
- 買いたい数量の仮想通貨を買えるとは限らない
販売所のメリット
- 必要な数量の仮想通貨を確実に取引できる
- すぐに大量の仮想通貨を取引できる
販売所のデメリット
- 販売所が提示した価格でしか取引できないため、取引所よりも買値が高く売値が安いことが多い
まとめ
販売所では、取引所が取引相手なので、提示されている価格ですぐに仮想通貨を買ったり売ったりすることが出来ます。
しかしその分、買う時は高く・売る時は安くなることが多いので、今すぐに売買したい場合でなければ取引所を利用するのがいいでしょう。
逆に、今すぐに売買したいという場合は販売所を利用することをオススメします。
これまでに説明してきた違いやメリット・デメリットを理解して、仮想通貨の取引を十分に楽しんでください。
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