仮想通貨初心者で最初に躓いてしまう理解不可能なキーワードが”ブロックチェーン”ではないでしょうか。
ブロックチェーンという言葉の意味が全く分からない、何となくはイメージできるけど十分理解はできていないって場合もこの記事を読むことで、ブロックチェーンとは何か!ってことがスッと理解できるようになると思います。
出来るだけわかりやすく、例え話を使って解説していこうと思いますので、ぜひ最後まで読み進めてみて下さい。
ブロックチェーンの概念とは?初心者が最初に躓くポイント

よくネットなどでは次のようにブロックチェーンを説明しています。
「仮想通貨の取引データをネットを介して繋がったコンピュータ間で共有して台帳に記録する技術」
・・・あなたはこの説明でしっくりきましたか?
しっくりきたのであればこれ以上の説明はいらないと思いますが、私が初めてブロックチェーンという言葉を検索したときには全く理解できなかったことを覚えています。
なぜ、ブロックチェーンという言葉が理解しづらいのか??
それは、実際にブロックチェーンを頭の中でイメージしづらく、目で見ることも手で触ることもできないからだと思います。
なので今回はもっと身近なものに例えてブロックチェーンを説明することにしました。
ブロックチェーンを身近なものに例えて説明

ブロックチェーンの説明は、仮想通貨の初心者にとってかなり理解しがたいものだと思います。
そこで今回は、ある4人家族の家計簿を例に出してブロックチェーンを説明していきます。
まず、お金の収支を記録する家計簿には、どこどこで何円使ったという記録や給料〇〇万円の収入があった、という記録を書き込んでいくと思います。
お母さんがしっかりもので、毎日きちんと家計簿を付けていればお金の収支は間違いなく記録されます。
しかし、お母さんがちょっと疲れていて計算ミスをしたり、こっそりヘソクリを貯めているとすると途中で収支の計算が合わなくなってしまいます。
お父さんや子供たちが家計簿をしっかりと確認していれば間違いに気づくことはできるのですが、お母さんひとりだけで家計簿を管理していると永久に家計簿のミスは誰にも見つからないままです。
もし、そのような状況だとヘソクリを定期的に貯めるなどして、お家の家計はお母さんのやりたい放題になってしまいますよね(笑)
ここで、その状況を打破するのに最適なのがブロックチェーンの概念です。
この家族の家計簿にブロックチェーンの概念を適用すると次のようになります。
今まで通りお母さんは家計簿を付けていきますが、お母さんは家計簿に収支を書き込む前に家族全員と収支の内容をシェアします。
その家計簿に書き込む収支の内容が正しい内容だと家族全員が判断すれば、お母さんは家計簿に収支を書き込むことが出来ます。
そして、実際に家計簿に書き込んだ内容も家族とシェアしていきます。
このように、家計簿に書き込む内容を常に家族全員でシェアしておくことで、お母さんはヘソクリを貯めることができず、万が一ミスがあっても誰かがミスに気づくことで正しい内容を家計簿に書き込むことが出来るようになります。
この例え話のポイントは次の2点です。
ブロックチェーンの概念を適用することで・・・
- 常に収支の内容が全員にシェアされていること
- 不正な改ざん(ヘソクリなど)を防ぐことができること
これらを踏まえて改めてブロックチェーンの説明をしていきます。
ブロックチェーンの仕組みとは?

先ほどの家計簿の例と同じようにブロックチェーンでも
仮想通貨の取引情報を全員でシェアして
不正な改ざんなどが行われないようにお互いで監視し合っています。
ブロックチェーンにはこういった仕組みがあるため、常に正常な仮想通貨の取引が可能となり、取引の信頼性を保つことができているのです。
そして、家計簿では1日の収支を1ページにまとめて記入するように、ブロックチェーンではある一定の取引の情報を1つのブロックと呼ばれるデータの塊に保存していきます。
このデータの塊であるブロックを数珠つなぎのように、次々とブロックを繋げて保存していくことから”ブロックチェーン”と言われています。
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